エベレストマラソン

【エベレスト・ベースキャンプ(ネパール)=木村さやか】エベレスト・ベースキャンプ(BC、標高5300メートル)からナムチェ・バザール(3400メートル)間の42・195キロを走る世界最高所フルマラソン「テンジン・ヒラリーエベレストマラソン」が29日行われ、各国から約100人が参加した。

 1953年5月29日に英国隊のエドモンド・ヒラリー氏(ニュージーランド)とシェルパテンジン・ノルゲイ氏がエベレスト初登頂を果たしたのを記念して開催されている大会。BC〜ナムチェは通常のキャラバンなら2、3日かかるが、昨年の優勝者は3時間59分24秒で駆け抜けた。

 この日午前7時前、岩と氷のスタートラインに並んだ参加者は、標高5300メートルとは思えないものすごいスピードで一斉にスタートした。

 日本からはトレイルランナーの石川弘樹さん(33)が初参加。今月16日から11日間かけてルクラ〜BCをトレッキングしてきた石川さんは「山を下っていくコースというイメージだったが、アップダウンの多さに驚いた。標高、氷河と初めてのことも多いが、頑張ります」と話していた。

産経ニュース

苦しそう・・・