裁判員候補

来年5月の裁判員制度開始に向け、最高裁は28日、各地裁の裁判員候補者名簿に載ったことを知らせる通知書を全国の約29万5000人に一括発送する。通知書が届くのは、全国平均で352人に1人。早い地域では29日に到着する見込みで“本番”まで半年を切り、実際の裁判員選任に備えた準備作業が本格化する。

 通知書には、裁判員に来年選ばれる可能性があることや、現段階では裁判所に行く必要がないことを記載。辞退できる理由の有無などを尋ねる調査票のほか、制度を漫画で説明した小冊子なども送られる。

 調査票では、(1)警察官や自衛官など法律上、裁判員になれない職業に就いているか(2)70歳以上や学生で辞退を希望するか(3)裁判員になることが特に難しい特定の月があるか−などを質問。回答期限は12月15日となっている。

 裁判員候補者名簿は、市区町村選挙管理委員会が選挙人名簿から無作為抽出したリストを基に各地裁が作成。来年5月以降、裁判員裁判の対象事件が起訴されると、各地裁が名簿から100人程度をくじで選び、「裁判員候補者選任手続き期日のお知らせ(呼び出し状)」を送付。裁判長による質問やくじで最終的に裁判員6人(原則)と、欠員に備えた補充裁判員が選ばれる。

ZAKZAK 2008/11/28

どうしよう・・うちにきたら・・・